食欲の秋となりましたが、アスリートにとっては体作りの秋でもあります。成長期アスリートが好きなボリュームたっぷりのメニューといえば「ステーキ」。肉の種類やソースによって、摂れる栄養素も変わるので、コンディションによってレシピを変えてみるのもよいですね。ただし、アスリートの増量はただたくさん食べることではありません。「食事の基本の形」をしっかり整えましょう。
牛ステーキ トマトソース&バルサミコソース
トマトソースとバルサミコソースの2種類のソースがポイント。このトマトソースはトマトに加え、ニンニク、タマネギなどをふんだんに使っているので、これだけでも野菜が摂れます。
野菜たっぷりポークソテー
豚肉のロース肉を使う場合は、外側の皮下脂肪の部分を切り取って使うと良いでしょう。パプリカはビタミンエースといわれるビタミンA・C・Eを含んでおり、相乗効果で抗酸化力が高まります。
ローストカツオステーキ
魚もボリューム満点のステーキメニューになります。カツオは、タンパク質の代謝促進に必要なビタミンB6が豊富です。さらに満腹中枢を刺激するトリプトファン、ヒスチヂンというアミノ酸も多く含まれています。
ボイルチキンステーキ 和風ソース
鶏肉は、脂身を気にしてささみを選ぶ方も多いですが、ささみは、むね肉と近接した部位。むね肉も皮や脂身を除けば、ささみと同じなのです。むね肉はパサつくことが少し欠点ですが、ちょっとした工夫で食べやすくなります。
パフォーマンスアップステーキ
ヘム鉄が豊富な牛肉にブロッコリーの茎、旬のナスを使っています。激しいトレーニング後の夕食におすすめです。ブロッコリーの茎は栄養価が高く、食物繊維が豊富で甘味があります。表面のかたい皮を切り落として使いましょう。