卵の黄身は、親鶏の餌の種類によって色が変わるのをご存知ですか。トウモロコシなど黄色の餌を食べると黄色の黄身になり、米を食べて育った鶏の卵は黄身が白くなっています。人間の体も同じように、食べるもので中身が変わってきます。
では食事が変わると、人間の体は何が変わるのでしょうか。
見た目の変化は、体重の増減があれば顕著に表れますが、体の中身は見えないので、体脂肪率計などで体組成を測らないと分かりません。しかし、体臭、便の色など体の外に出てくるもので、すぐに変化を感じることができます。
ある高校野球のチームでは、家庭での食事から3食とも学校での提供にしたところ、選手たちの汗のにおいが変わったといいます。また、肉ばかり食べていた選手が野菜を食べるようになったことで、便の色やにおいに変化があったと話してくれたこともありました。
これは、選手に限ったことではありません。体に入れるものを変えたとき、体から排出されるものに注目し、自分の体を知るきっかけにしてみてください。
食事が変わったとしても、体組成が変わるまでにさまざな経路を経て変化が生じるため、時間がかかります。すぐに見た目やパフォーマンスが変わらないからとあきらめるのではなく、わずかな体の変化を見逃さず、食事の大切さについて声をかけ続け、選手自身にも気づいてもらうことが重要です。
春キャベツがおいしい時期になりました。ロールキャベツは巻くのに時間がかかりますが、今回紹介するのは「巻かないロールキャベツ」です。手軽にロールキャベツの味を楽しむことができるので、お試し下さい。