<ママ特派員・サポーターから>
ラグビーをしている中学3年生と小学6年生の息子たちは、学校から帰宅するなり「お腹すいた! なんかない?」と冷蔵庫を開け閉めします。
我が家では、この時間がもっとも意欲的に食べてくれるゴールデンタイムです。
うっかり甘いおやつなどを食べさせてしまうのはもったいないと、長男にはしっかり1食分を食べさせます。食べると当然眠くなるので塾に行く前に少し仮眠を取り、勉強して帰宅後、しっかりどんぶりご飯の夕食を摂ります。
このところ少しずつ体重が増えてきており、本人の自覚も高まっています。身長を伸ばすためにも夜は早めに就寝。受験生のため朝早く起きてサッと復習し、学校へ行くというのが長男の平日の理想パターンです。
週末になると、練習か試合かで違いはありますが、ハードな日は疲れすぎて食べられなかったり、勉強もできず、アイシングしたまま寝てしまうことも。週末にできなくても焦らないよう、平日は頑張ってリズムを作るようにしています。
好きなスタイルで食べさせる
問題はお菓子が大好きな小学6年生の次男です。長男とは違い、自分で食べるものを意識するには、もう少し時間がかかりそうです。
親としてしているのは、まずお菓子を極力買わないこと。家になければ食べようがありません。代わりに、パンなどの軽めの補食を用意します。のどが乾いたら100%のオレンジジュースか牛乳。炭水化物、タンパク質、ビタミンを意識した“補食おやつ”です。
ある日の補食を紹介します。
長男は定食スタイルで、補食というより「食事」です。絶対的に米派なので、どんぶりとしゃもじを置き、ご飯は好きなだけ食べさせます。
一方、次男の大好物はハンバーガー。まだまだ幼い次男には、食べて欲しいものを本人が好むスタイルで出すことを心がけています。長男と同じおかずですが、パンで挟むだけで大喜び。ペロリと平らげてくれました。見た目でも「食べられる量だ」と感じられたことがよかったようです。
完璧にはできない日も多々ありますが、まずは子どもをよく観察し、成長に寄り添いながら伴走していければと思っています。
【ママ特派員=東京都在住・山崎文恵】