<ママ特派員・サポーターから>
7月上旬、中学生になってバトミントンを始めた娘にとって初めての大きな地区大会がありました。全道、全国へ繋がる大事な大会です。3年生は負ければ引退が決まると言うこともあり、全員ここに向けて日々練習やトレーニングを重ねてきました。
4月に入部してから何度か大会には出ているため、私もだいたいの流れは把握していました。バドミントンはいくつものコートで試合が同時進行し、タイムスケジュールは決められているものの、時間が前後するのは当たり前の様です。チームメートの応援や、審判などもあり、かなり忙しそうです。
親は試合の応援に加え、「お弁当」という大事なサポートがあります。当日はどんな献立にしようかと考えていた矢先、娘から当日の昼食は仕出しのお弁当になるという話がありました。
大会は土日に行われます。選手は金曜日に学校の授業を受けた後、練習をしてそのまま現地へ向かうとのこと。1回戦で敗退すれば帰宅、勝ち進めば連泊、という何とも曖昧なスケジュールでした。
家族が当日応援に行けば、お弁当を届けることも可能でしたが、仕事があるため予定がはっきりせず、今回はお弁当をお願いすることになりました。
体調管理、健康管理、疲労回復など、日々色々と工夫しながら食事を用意している立場としては、大事な試合当日に手作りのお弁当を持たせられないことはかなりショックでした。どのような内容のお弁当が届くのか、量のことも心配でした。
そこで少しでもバランスがとれるように、日頃から食べ慣れた補食を数種類持たせることにしました。意外と喜んだのがシリアル。シリアルバーでもよいと思いますが、今回は容器に小分けして持たせました。大会という緊張感の中で、精神的にも肉体的にもハードだったと思いますが、試合の合間に先輩たちと食べたことで緊張がほぐれ、リラックスできたようです。
宿泊先での食事も、バランスよく食べてくれるか心配でしたが、部活のメンバーといることが楽しかったようで、いつも通りに元気に過ごせたようです。
結果は3回戦で惜しくも敗退となりましたが、次に繋がる試合ができたと思います。私は結局、両日とも仕事で応援に行くことはできませんでしたが、今回の出来事では娘の成長を感じられ、私にとってもいい勉強になりました。
【ママ特派員=北海道在住・柴田文子】