＜ママ特派員・サポーターから＞

日差しが強くなってきました。屋外でスポーツをする子どもたちは、疲労で食欲が低下しがちです。熱中症も心配なこれからの季節に、おすすめしたいのが甘酒です。

江戸時代から飲む点滴とも言われた甘酒は、100mlあたり60mgのナトリウムが含まれています(五訂増補日本食品標準成分表)。熱中症予防のためには、100mlあたり40～80mgのナトリウムが含まれる飲み物が推奨されているので、適しています。

とはいえ、甘酒が苦手という人もいますね。我が子もその1人です。そこで、甘酒を牛乳と混ぜてプリンにし、食べやすくしてみました。さらにフルーツをトッピングすれば、ビタミンも摂れて一石二鳥です。

＜甘酒プリン＞
◆材料：130mlの容器6個分
甘酒…100ml
牛乳…400ml
砂糖☆…大さじ1
粉ゼラチン…5g
水…50ml
☆甘酒自体の甘さがあるので、砂糖は入れなくても大丈夫です。

◆作り方
❶水に粉ゼラチンを振り入れてふやかす。
❷甘酒と牛乳を混ぜて火にかけ、沸騰直前まで温める。火から下ろしてすぐにふやかしたゼラチンを入れて溶かし、容器に分け入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固める。

※好みでフルーツをトッピングしてください。
※お弁当に持たせる場合は、ゼラチンだけだと溶けやすいのでしっかり保冷剤を入れて冷やすか、甘酒と牛乳を加熱する時に粉寒天2gを加えて1分ほど加熱し、その後ゼラチンを加えると、多少溶けるのを防ぐことができます。ぜひ試してみてください。

【ママ特派員＝千葉県在住・小垣美津子】