<ママ特派員・サポーターから>

神戸・酒心館ホールで15日に開催したスポーツ栄養講座「アスリートの基本の食事と水分補給」をアスレシピ認定アンバサダーの妻鹿直美さんが受講し、体験レポートを寄せてくれました。

セミナーの様子
セミナーの様子

タンパク質だけでは筋肉つかない

「アスリートの基本の食事と水分補給」をテーマにしたセミナーを受講しました。

1番大事なのは、どの栄養素も欠けることなく摂るということ。バランスの良い食事! とよく言われますが、講師の坂元美子先生は、5大栄養素が体の中でどう働くかということや、毎食に5大栄養素をきちんとそろえることの重要性を分かりやすく話してくれました。

息子たちは社会人、大学生、高校生で、野球部に所属しており、末娘は審美系競技のフィギュアスケート選手です。瞬発力を上げ、パワーをつけるためには筋肉が必要ということで、これまでタンパク質を多く摂る傾向にありましたが、同時にビタミンやミネラルも摂取しないと吸収されず、筋肉や骨にはならないということを理解しました。

講義をする神戸女子大学健康福祉学部健康スポーツ栄養学科准教授の坂元美子さん
講義をする神戸女子大学健康福祉学部健康スポーツ栄養学科准教授の坂元美子さん

次男が中学生の頃に、「体を大きくするには、とにかくご飯(米)をたくさん食べさせるのが良い」と聞き、実践していました。今思えば、確かに体は大きくなりましたが、急に体重が増えたせいで負担が大きかったのか、腰を痛めてしまいました。練習ができないだけでなく、日常生活にも支障をきたすほどだったのです。

このセミナーで、ただ単に体重を増やすだけの食事の摂り方はいけなかったのだと分かり、反省しました。また、体を大きくするだけでなく強くすること、そしてメンタルのコントロールにもつながる食事は、本当に大切なものだと気付かされました。

材料入れるだけで昼には完成

講義の後には、スープジャーを使った調理の実演と試食がありました。いつもは、作ったスープをジャーに入れて持たせていましたが、材料をジャーに入れるだけで、お昼にはおかゆが出来上がることにびっくり! そんな使い方があったんだ! と“目からウロコ”でした。まだまだ色々ななメニューを作れる可能性を感じました。

ジャーの保温機能で、お米がおかゆに
ジャーの保温機能で、お米がおかゆに

今回学んだ簡単でおいしく、体に良い食材やメニューは、これからの食事作りにしっかり生かしていきたいと思います。また次回のセミナーでも、新しい学びがあることを楽しみにしています。

【アスレシピ認定アンバサダー=兵庫県在住・妻鹿直美】