2020年東京大会で初めて五輪競技となったサーフィン。会場となった千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸は、昔から“サーフィン道場”と呼ばれています。

私は、国内外のサーファーに愛されるサーフィンポイントを数多く有する千葉県に住んでいます。今回は、南房総市にある珍しい神社・高家(たかべ)神社を紹介します。

拝殿は茅葺きの清楚な佇まい
拝殿は茅葺きの清楚な佇まい

こちらの神社、なぜ珍しいのかというと、日本で唯一「料理の祖神」をまつる神社なのです。そのため、料理関係者や、みそ、しょうゆなどの醸造業者を中心に、全国から多くの人々が参拝に訪れます。

鳥居の向こう、参道の先にあるのが拝殿
鳥居の向こう、参道の先にあるのが拝殿

日本料理の伝統と精神を伝える儀式である「庖丁式」が行われたり、調味料の守り神・高倍神(たかべのかみ)に奉納される限定醸造しょうゆ「高倍(たかべ)」を購入することもできます。

調理師などが供養に訪れる庖丁塚
調理師などが供養に訪れる庖丁塚

料理が上手になりたいという願い事から、料理に関する試験の合格祈願、飲食店を経営されている方などの絵馬も見かけました。

御朱印も素敵です
御朱印も素敵です

暖かくなってきました。いつもお子さんや家族のためにお料理を頑張っている皆さん、天候のよい休日に神社参拝をしてみてはいかがでしょうか。

【アスレシピ特派員=千葉県在住・飯塚麻美】