今年は夏の始まりが早かったので、長い夏になりそうです。こんな夏は食べられる子、食べられない子の差が大きくなりそうな気がします。
今回は見た目も食感も涼しげな水晶鶏と、切って混ぜるだけの簡単なタレを2種類紹介します。食欲がない時でも、プルプル食感や甘酸っぱい味付けは食べやすいのではないでしょうか。
子どもに人気の「甘酸っぱダレ」と、薬味好きにはたまらない「あっさり薬味ダレ」は、どちらも切って混ぜるだけ。鶏肉をゆでている間にさっと作れます。
麺類にトッピングすればバランスが良くなり、夏休みのワンプレートランチにも最適。鶏むね肉は、ももやささみ、豚肉に換えてもおいしいですよ。
水晶鶏と簡単ダレ2種
◆材料(2人分)
鶏むね肉…300g
塩…少々
片栗粉…適量
好みの野菜…各適量
<甘酸っぱダレ>
焼き肉のタレ…大さじ2
酢…大さじ1
すりゴマ…大さじ1
ネギ…3本
<あっさり薬味ダレ>
ミョウガ…3個
シソ…3枚
ネギ…3本
ポン酢…大さじ3
すりゴマ…大さじ1
ショウガ…少々
◆作り方
❶鶏むね肉は、繊維を断ち切る向きにそぎ切りにする。
❷肉の表面の水分をふき取り、塩を振って片栗粉をまぶす。
❸沸騰した湯に肉を1切れずつ入れ、さっと混ぜる。再び沸騰したら弱火でゆでる。
❹肉に火が通ったら氷水に取り、冷やす。
❺2種類のタレの薬味はそれぞれ細かく切り、調味料と混ぜる。
❻野菜と鶏肉を器に盛り合わせ、好みのタレをかけて食べる。
【アスレシピ特派員=福岡県在住・松尾光恵】