冬は鍋料理などでカニを食べる機会が増えるという人も多いだろう。カニは鍋のほかにもゆでる、蒸すなどさまざまな調理法で楽しめるが、地域によって好まれる食べ方に違いがあることが、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」の調査でわかった。

全国の20~69歳の男女2350人(各都道府県50人)を対象に実施されたアンケート調査では、全国的にカニをゆでて食べる人の割合が最も多く、特にカニのイメージが強い北海道では84%と大多数を占めた。そのほか、東北地方が67%、関東地方は58%とほとんどの地域で5割を超えたが、近畿地方のみ39%と半数を割り込んだ。

次に多い食べ方は「鍋」「蒸す」の順。「鍋」は各地で20%前後だったが、北海道では「鍋」が圏外で、「蒸す」も4%だった。北海道では「刺身」(10%)で食べる割合が高く、産地ならではの食べ方という点で地域性がみられた。

また、近畿地方では「鍋」(31%)が、トップの「ゆでる」と並んで人気。「蒸す」は圏外だったが、一方で「焼く」(14%)が多く、食べ方の好みに特徴がみられた。

さとふる調べ
さとふる調べ