<下ごしらえのコツ:サツマイモ>

甘みをうまく引き出すには、「低温でじっくり加熱」がポイント。下ごしらえにひと手間かけることで、料理の仕上がりや食感に差が出ます。

ゆで方と蒸し方

ねっとり派なら=ゆでる

鍋にさつまいもを丸ごと入れてたっぷりの水を張り、火にかける。沸騰直前で火を弱め、80℃くらいの湯でじっくり火を通す。竹串を刺してすっと通るくらいにやわらかくなればでき上がり。

ほっくり派なら=蒸す

熱した蒸し器に皮付きのまま並べ、ペーパータオルをかぶせ、ふたをして火を通す。竹串を刺してすっと通るくらい柔らかくなったらでき上がり。

黒ずみ防止!あく抜きの方法

さつまいもはあくが強く、切ってそのままにしておくと黒ずんでしまいます。切ったらすぐに、たっぷりの水にさらしてあくを抜きましょう。水が白く濁ってきたらザルに上げ、水けをきります。

<お弁当にもおすすめ!色鮮やかに仕上げるポイント>

皮のすぐ内側にあるリング状の筋部分には、黒く変色する成分が集まっています。色よく仕上げたい場合は、厚めに皮をむきましょう。離乳食やお菓子などに裏ごして使う場合にも同様に。筋を取ることで繊維が少なくなるので、なめらかなペーストができます。

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