新型コロナウイルス感染拡大により休校や不要不急の外出自粛が続き、人々の生活習慣も大きく変化しています。運動をする時間が減るなどマイナス面もありますが、子どもやパートナーなど同居する家族との会話や触れ合いの時間は増えていることが、クロス・マーケティングの調査でわかりました。
調査対象となった20~69歳の男女2500人のうち、直近1週間の生活習慣が「変化した」と回答したのは43.1%。特に小学生・中学生の子どもをもつ人では6割前後と高くなっており、全国一斉休校になった影響がうがかえます。
余暇時間の過ごし方で増えたのは「テレビを観る」が約3割で最多。そのほかインターネット動画の視聴やネットショッピング、SNSの利用、本や漫画を読むといった1人でも行えることが各1割前後で増えています。また、同居する家族がいる人では「子どもとの会話、触れ合い」が2割強。パートナーや親との会話についても約1割の人が増えたと回答しています。
一方、減ったのは「友達との会話、付き合い」が最も多く、約3割。次いで「運動、スポーツをする」が約2割でした。