自分の汗のニオイ、気になりますよね。特に、これからの季節は気温と湿気が高くなります。対策の1つとして約55%の人は、この1年間でデオドラント剤を利用しているようです。

伊藤忠グループのリサーチ会社「マイボイスコム」が「デオドラント」について調査し、1万284件の回答が集まりました。自分の汗のニオイが気になる人は、「気になる」「やや気になる」を合わせて56.5%と6割弱です。女性や若年層で高く、女性10~30代ではいずれも70%台でした。

「ニオイ」への意識が特に強い女性層

直近1年間にデオドラント剤を利用した人は約55%でした。ただ、女性10~40代に限れば8割前後にまで上ります。利用したタイプは「スプレー」(33.7%)、「シート、ペーパー」(22.0%)、「ロールオン」(14.2%)。女性の若年層では「ロールオン」や「スティック」の比率が高めでした。

デオドラント剤を使う部位は「脇の下」が86.4%で最も高く、「首」(42.1%)、「デコルテ」(25.9%)です。利用場面では「主に暑い季節に」が55.7%、「汗やニオイの予防として」が46.4%と高く、「出かける前」「汗が気になった時」が各30%台でした。ただ、「季節を問わず、1年を通して使う」も27.7%と、4人に1人はいるようです。