12月から1月は、女子サッカーの大きな大会がたくさん開かれ、今日27日11時からは、高円宮妃杯全日本U-15女子サッカー選手権の決勝が行われています。ライブ配信やテレビ中継があるものもありますので、冬休みに時間があったら、ぜひ女子サッカーを見て欲しいと思います。

<年末年始の女子サッカー主要大会>

・全日本大学女子サッカー選手権大会(インカレ)…12月28日、29日準々決勝、1月4日準決勝、6日決勝
・全日本高校女子サッカー選手権大会…12月30日開幕、1月7日決勝
・全日本U-18 女子サッカー選手権大会…1月3日開幕、8日決勝
・全日本女子サッカー選手権大会(皇后杯)…1月14日準々決勝、20日準決勝、27日決勝

私がサポートする藤枝順心サッカークラブジュニアユースは、全日本U-15女子サッカー選手権に出場したものの2回戦で敗退。しかし、ピッチ上の選手たちの頑張りと、応援やサポートを全力でやるチームメイトたちの姿に胸が熱くなる思いでした。藤枝順心高校の選手たちも応援に駆けつけてくれ、中学生チームにパワーを送ってくれたこともうれしく思います。

成長期の選手たちはサッカーを通してサッカー以外のことも学び、大きく成長をしていくのだと改めて感じています。スポーツをやるだけではなく、視野を広げて色々なことを知り、感じてもらいたいと思っています。

サッカーを通して様々な経験、人として成長を

藤枝順心サッカークラブを運営するNPO法人JUNSHIN SPORTS CLUBも「サッカーを通して様々な経験をし、人として成長して欲しい」という考えを掲げており、この冬休みを利用して、認定NPO法人REALE WORLD(レアーレワールド)の活動、「ワールドフレンズプロジェクト」と「コーヒープロジェクト」に協力することになりました。まだ使用可能なものの、使わなくなったユニフォームをネパールの子どもたちへ届けるプロジェクトです。

ただ届けてもらうだけではなく、ネパールの現状についても学び、ユニフォームの送料を自分たちで捻出するため、どのようにしたらコーヒーを購入してもらえるのかグループワークも行いました。サッカーを通じての社会貢献にも自発的に取り組んでいました。

年末年始には郷土料理や行事食に関心を

年末年始には、郷土料理や行事食も知ってもらいたいことの1つです。今回は白だしを使って簡単にできる「カルシウムたっぷりのお雑煮」を紹介します。

具材には、小松菜、厚揚げとカルシウムの多い食材を使用しました。長期休みに不足しがちなカルシウムを、お雑煮から摂りましょう。

お雑煮は、地域によって具や味付けが異なります。もともと関東風は四角いお餅を焼いたすまし汁タイプ、関西風は丸いお餅を汁の中で煮た濁ったタイプが多いと言われていますが、その中間にある静岡県は両方のお雑煮を食べている家庭もあるようです。

食文化はとても面白いものです。年末年始に食事をする際は、おせち料理や郷土料理についても意識してみてくださいね。

静岡スポーツ栄養研究会/管理栄養士・青島千恵