平昌オリンピックが開幕し、連日、日本人選手の活躍が気になっていることでしょう。
よく結果よりもそれまでの努力が大切だと言われますが、どうしてもオリンピックになるとメダルの獲得数が取り上げられ、前回や各国との比較がされます。勝負は競争でもあり、比較されることは当たり前のことですが、やはりそこだけではありません。
冬季の競技は、個々の選手が自らスポンサーを集めて活動することが多く、露出の度合いなどから思うように資金を調達できない状況もあります。そういった背景を踏まえて、選手のプレーやインタビューなどを見ると、練習以外の努力も報われてほしいと思うことがあります。
また、こういった大きな大会では、食事や体のケアなどの話題が取り上げられることがあります。普段はなかなか扱われない情報が報じられることもあり、見ていると面白いものですが、「○○選手は、××を食べて強くなった!」ということにとらわれずに見る視点も大事です。選手のおかれた状況を理解しながら見ると、より面白く感じられます。
さて今回は「シーフードピザ風春巻き」を紹介します。
私がサポートしている中で苦手という選手が少なく、食べやすいため、春巻きはよく使う食材です。必要な栄養素がとれる食品を巻きますが、今回のレシピはそのうちの1つです。
練習量が多い時にすすめるシーフードは、冷凍のくさみが気になる場合も、春巻きを使うと食べやすくなります。ぜひお試しください。
【管理栄養士・川端理香】