子どもの花粉症は年々増加しているといわれています。9割のママたちが、子どもにマスクを着用させるなど、何らかの対策をとっているものの、「子どもが嫌がる」などの理由から、より手軽な方法で花粉対策をしたいと考えていることが、花王の調査でわかりました。

3歳以上小学生以下の子どもを持つ20~40代の既婚女性3530人を対象にした調査で、子どものために花粉対策を実施していると回答したのは86%。対策方法のトップは「マスク」で、以下は「内服薬」「点眼薬/点鼻薬」「空気清浄機」「衣類を外に干さない」と続き、薬だけでなく、身につけるものや空気中の花粉など、さまざまな方法で子どもの花粉対策を行っていることがわかりました。

花王調べ
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多くのママがさまざまな花粉対策に取り組む一方で、現在の対策に「満足している」と回答したママは3割にとどまりました。満足していない理由としては、「子どもが嫌がる」や「もっと簡単に対策したい」といった声が多く、9割のママが「子どもに負担がかからない方法で対策をしたい」と回答。また、8割のママが「手軽にできるものは何でも取り入れたい」と回答しており、多くのママが花粉対策として子どもに負担がなく手軽な方法を求めていることがわかりました。

花王調べ
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花粉対策に用いられるマスクは現在、新型コロナウイルスの拡大にともなう需要増で、入手が困難な状況となっています(2月4日時点)。そのほかの対策として、花粉は衣服だけでなく髪にも付着するので、長い髪は結び、帰宅時に払ったり洗うことも効果的です。