11月の全日本大学駅伝で、大会新記録で6年ぶり13度目の優勝を飾った駒大。その陸上部の食事を長年作り続け、陰で支える寮母の大八木京子さんが監修した「駒大陸上部の勝負めし」(枻出版、税抜1300円)がこのたび、出版されました。

強豪校の普段の食事や、レース前の勝負めしとはどのようなものなのか。東京五輪男子マラソン代表でOBの中村匠吾(28)や、全日本大学駅伝で逆転劇を演じたエース田沢廉(2年)らのエピソードも交えた、食の秘密に迫る一冊になっています。

好き嫌いなくしっかり食べる子は走れる

本の中では「本番で100%の力を出し切るためのレース前の食事の3大ポイント」や「練習を継続して速く、強くなる毎日の食事の3大ポイント」などが、レシピとともに紹介。

『レース前の3大ポイント』
❶糖質中心のメニュー
❷腸に負担をかけない
❸おなかいっぱいの状態を作らない

『毎日の食事の3大ポイント』
❶練習内容の把握
❷食事の狙いが分かるように
❸一汁三菜を基本に

ほかにも「疲労回復ごはん」「貧血予防ごはん」「骨を強化するごはん」「持久力アップごはん」「夏バテ防止ごはん」「風邪予防ごはん」「栄養満点朝ごはん」の食事も紹介されていて、駒大ランナーの食の秘密の一端が知れます。大八木さんは「残さずしっかり食べてくれている子はやっぱり、体もできてくるので走れる子が多い。たまに例外はありますが、走れる子は基本、好き嫌いなく食べてくれます」。

長年の蓄積がまとめられた「駒大陸上部の勝負めし」。「世の中にレシピ本はたくさんありますし、私はレトルトや総菜も使っているので、料理本というにはおこがましいです。ただ、一応長く作っていて、選手たちと食事の4年間の関わりというのは私ならではだと思うので、そういうところを読んでもらえればと思います」。

この本を5名様にプレゼントします。希望者は、以下「応募する」ボタンより必要事項を記入の上、ご応募ください。12月15日正午締め切りです。当選の結果は、発送をもって代えさせていただきます。

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