「うちの子、全然体が大きくならないです。どうしたらいいですかね?」と質問に来られた保護者の方がいます。年齢、身長、体重などを確認すると「体重は分かりません」という答えが返ってきました。何となく変わらない、ほかの子どもに比べて小さいといった主観的なお答えでした。

小学生では、なかなか体脂肪まで正確に測ることは難しいかもしれませんが、身長や体重を定期的に測り、成長の度合いを見ることは大切です。

小学生の成長の途中であれば、「体重が減った」「身長が伸びる成長スパートが来ない」といったことは、食べる量と動く量のバランスが悪いのでは? と推測することができます。身長の伸びが大きくなってきたのを確認できれば、食事量も増やして、しっかり伸びるところまで伸ばそうと考えることもできます。

起床→トイレ→体重測定

体重測定は、朝がおすすめです。朝起きて、排尿後に測る体重(早朝空腹時体重)が最も正確なその日の体重です。

例えば、ある日は朝ご飯を食べた後、ある日はお風呂に入った後では、増えたり、減ったりと体重に差が出て、正確に体重の増減を把握することができません。朝少し早く起きるのはつらいかもしれませんが、小さな時から朝から体重を測る癖をつけて、記録しておけば、身長、体重の変化が分かり、体調の変化に気付いたり、著しい体重減少を防いだりすることができるでしょう。しっかりと自分の体と向き合いましょう。

今回は、大切な体の材料となる「豆腐みそ漬け」を紹介します。夏場は、豆腐というと冷や奴が食卓に上る機会が増えますが、そろそろ飽きた頃かもしれませんね。豆腐をみそ漬けしておくと、サラダとしても、アラカルトとしても非常においしく食べられます。お試し下さい。

管理栄養士・舘川美貴子