【答え】(2)×一定の効果はある

乳酸菌は、生きたまま腸まで届くことで腸内細菌のバランスを整え、免疫力アップなどの効果を導きます。しかし、死菌に効果がないわけではありません。腸内細菌のエサとなり、活発化させるので、「生菌」「死菌」と意識することなく摂りましょう。

乳酸菌は冷蔵や冷凍には強いのですが、胃酸や加熱には強くありません。できるだけ生きたまま腸まで届けるには、胃酸の分泌が多い食前や食中を避け、食べ物で胃酸が薄まる食後に摂ること、加熱調理をしないことなどが大切です。

また、どの乳酸菌でも約48時間で体外排出され、1度摂っただけでは腸内に棲みつきません。可能な限り毎日続けて摂ると効果が出やすいでしょう。