<おいしくてビッ栗(1)>
都会の真ん中で見られることはほとんどありませんが、少し山の多い奥地へ行くと、東京でも栗の木が見つかります。そして、秋には立派な毬栗(いがぐり)が。粒の大きな栗が割れたいがから現れると、ちょっと感動的ですらあります。
いまは甘露煮や水煮にされたものもスーパーで売られていますが、やはりおいしいのは栗の皮をむいてから調理すること。栗を簡単にむく裏技、いろいろと言われますが、要は、鬼皮をいかにむきやすくふやかすか、にかかっているのかもしれません。栗の皮をむく専用の変わった形の包丁もありますよね。
一番簡単なのは、栗をひと晩、水にしっかりつけること。もし時間がなければ、熱湯に1時間つけるのもいいでしょう。さっと湯がく方法もありますが、やりすぎるとせっかくの栗の香りが飛んでしまいがちです。結局、気長に水につけておくのがおすすめです。
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