<サバ缶をさばく(1)>

6年前の2018年あたりからサバ缶が大流行しました。それまでは、1缶500円近くするサバ缶はほとんどありませんでした。

しかし今は、水煮、みそ煮、ゆずコショウ漬けのもの、グリーンカレー風味のもの、中にはチョコレート風味のものもあるほど。1缶およそ2000円するものもあります。企業のサバ缶へのこだわり、そして消費者である私たちの関心が、そういう高級品の市場流通を支えているのですよね。

消費者にとって一番楽なのは、さまざまな風味がつけられているサバ缶を開けて器に盛り付ければ、「はい、終わり」。ちゃんと総菜になってしまうのが一番楽。ご飯のお供に大変身してくれる缶詰、確かに最高です。

でも、そこにほんの一手間かけることで、もっとサバ缶をおいしくいただくことができます。

サバ缶とレンコンの塩昆布煮
サバ缶とレンコンの塩昆布煮

今日はサバ缶と塩昆布のうま味を利かせて、レンコンがメインの煮物を作りましょう。レンコンの代わりに大根でもおいしいですよ。

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