「ビタミンD」と聞いて、みなさんはどんな食材を思い出しますか?
ビタミンDの主な作用は、カルシウムとリンの吸収を促進し、骨の形成と成長を促すこと。成長期の子どもや、日々カラダを酷使しているアスリートには、とても重要な栄養素です。
ビタミンDは、キノコ類や魚介類に多く含まれていますが、これらのほかに含んでいる食材は極わずかです。ですから、色々な食材を食べたからといって、ビタミンDが摂取できるわけではありません。
海外では、日本人ほどキノコ類や魚介類を食べないので、牛乳にビタミンDが添加されていることもあります。牛乳にはカルシウムが多く含まれているので、より効果的ですね。このように、ビタミンDは意識しないと食べることができないのが特徴です。
一方、食品からの摂取ではなく、紫外線の作用下で皮膚から産生されます。日光の下でスポーツをしたり、公園で遊んだり、海や川で遊んだりすることも、ビタミンDの摂取のためには大切です。
今回紹介するレシピは「牛肉とキノコのあんかけご飯」です。キノコをたっぷり使うので、ビタミンDが摂取できます。また旨味成分も含まれています。牛肉はタンパク質に優れていますし、暑さで食欲がわかない時でも、あんかけにすることで食べやすい1品になります。