アスレシピは6月16日、オンライン料理教室「自炊部!」第1回を開催、簡単・節約・栄養価アップを目的としたアスリートレシピの作り方や栄養素の取り方など、盛りだくさんの内容をお届けしました。
アスリートの食事は食べるのはもちろん、作るのも継続が大切として管理栄養士の渡邊元美さん(元横浜高校野球部寮母)が“監督”となり、「Let's continue to cook step by step」をチーム目標に掲げ、“部員”を鍛えていくシリーズ。第1回は、タンパク質を多くとれるメニュー2種類を1度の準備で整える方法を伝授しました。夕食メニューの「チーズタッカルビ」と朝食メニューの「鶏野菜うどん」を、同じ食材をベースに作り分けました。
パワーポイントを用いた講義の後に、目で見て理解できるよう動画で調理シーンを紹介。実際にアスリートがとりたいタンパク質を含む肉の量や各食材の分量の目安、食材の切る順番と焼く順番、「自分のカット野菜」を作って野菜をストックする方法、おいしく調理するコツのほか衛生管理にも話が及びました。軽妙で分かりやすい渡邊“監督”の世界に部員は引き込まれ、あっという間の楽しい90分間でした。
第2回は 10月20日(木)19時半から、「魚おかず」をテーマに行われます。DHA・EPAが豊富な魚料理を作りたいと思っていても、調理の仕方が分からない、骨があって食べづらい、子どもが好まないなどで敬遠されがちな魚おかずですが、この講義を聞けば、魚が“スタメン”メニューになること間違いなし! かつて寮母時代、選手から「魚がメインじゃ、ご飯が食べられないっ」と言われた“監督”が、その経験から生み出したレシピの数々や、手軽に魚食材をプラスする方法などをお届けする予定です。
●参加者の声から
・渡邊元美さんの段取りの素晴らしさ、質問に丁寧にそして理にかなった理論で答えてくださったこと、とても貴重な時間をいただいたと感じ、このような機会に参加できてうれしく思います。次回も参加希望です。
・各栄養素がスポーツする上で、バランスよく5大栄養素が含まれた食事の大切さを改めて、先生の経験も踏まえてとてもわかりやすく学べました。
・料理だけでなく、衛生管理や栄養学についても深く学べてとてもためになりました。先生の明るく元気で分かりやすい話し方がとても印象的でした。レシピ、すぐに実践したいと思います!