強豪チームの食の現場をリポートする「寮めし」。古川学園(宮城)女子バレー部は現在、新型コロナウイルスの影響で練習を休止しています。2月26日に取材した時は、岡崎典生監督(51)と百合夫人が栄養たっぷりの食事で感染予防に努め、選手を守っていました。インターハイの中止が決定しましたが、選手たちは練習再開の日を信じています。

寮の食事は家の食卓のような雰囲気
寮の食事は家の食卓のような雰囲気

寮の食堂に響く明るい声

スーパーエースでキューバ人留学生のバルデス・メリーサ(3年)。身長183㎝、最高到達点320㎝。圧倒的な高さからの連続アタックを次々と決めていく。

メリーサの活躍は新チームでも変わらず、2月に行われた東北高校新人選手権では、3年連続の優勝を収めた。同月の取材時、寮の食堂では明るい声が響いていた。メリーサら食事当番が夕食の盛り付けを手伝っていたのだ。

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